肛門機能科 | 救急告示病院昭和病院

便失禁

現在、日本で500万人以上が便失禁で悩まされています。
便失禁は、自分の意思に反して、便が漏れる症状のことです。
「トイレまで間に合わない」「外出できなくなる」「うつ状態になる」など便失禁の症状は深刻です。

便失禁の原因は、加齢による肛門括約筋の衰えや外傷・手術などによる筋損傷などです。

食物繊維をとる事で便の状態を改善、アルコールやカフェインなど下痢の原因となるものを控える。外出前や就寝前に排便をする。

ポリカルボフィルカルシウムで下痢を防ぎ、便を固形化する。
ロペラミドで便を固める。

弱った骨盤底筋を鍛え、筋力をつける事で便漏れを改善。
尿漏れにも効果あり。

適切な初期治療を早期に行う事で、生活指導で半数が薬剤で9割改善

骨盤底筋の活動を器械でモニタリングしながら、骨盤底筋訓練を行います。効率のよい筋力強化が可能。
※現在、当院で準備中。

バルーンを疑似便として排便を我慢する訓練。
直腸性便秘の排便訓練にも効果あり。
※現在、当院で準備中。